今回は私が見た中での最長の映画を紹介します。
2003年公開のイタリア映画「輝ける青春」です。
その上映時間は、6時間6分。
私は当時まだ存在したシネテリエ天神でこの映画を見ました。
朝から始まり、お昼のランチ休憩があり、午後にまた続きがあるという構成でした。
ストーリーは、
1960年代から21世紀初頭のイタリアを舞台に、ある一家の37年間の年代記を6時間6分の長尺で描いた一大叙情詩的ドラマ映画。
です。
実際にイタリアで起きた歴史的事件を絡めながら、北から南まで大きな動きのある映画でした。
特に印象的だったのが、イタリアのモーロ元首相の誘拐暗殺事件を引き起こしたテロ集団「赤い旅団」(Brigate Rosse)に登場人物の一人が属していたという設定の部分で、日本の連合赤軍あさま山荘事件を思い起こさせました。
イタリアの歴史を知って見るとより興味深いと思います。
見終わって感慨深い気持ちになれる映画でした。
長い映画といって思い出されるのは「アラビアのロレンス」
上映時間は3時間42分。
これは中洲の映画館の閉館記念で上映された時に見て、途中で intermission という字幕とともに休憩があったことを覚えています。
ストーリーは
アラブ民族独立に尽力した実在のイギリス陸軍将校T・E・ロレンスの波乱に満ちた半生を壮大なスケールで描いた不朽の名作。
オスマントルコからの独立を描いた映画で、歴史を知ってみると面白さも倍増すると思われます。
中東の歴史を知る意味でも今見るのも良いかもしれません。
以前にも上げましたがこの映画は音楽が最高です。