アニエス・ヴァルダはヌーヴェルヴァーグの祖母とも呼ばれ、1960年代からフランスで活躍したベルギー出身の映画監督です。2019年に90歳で逝去されました。

代表作と言われるのは「5時から7時までのクレオ」と「幸福(しあわせ)」です。

 

 

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5時から7時までのクレオは、癌の検査結果を待つ”クレオ”の2時間の行動をリアルタイムで描写した映画で、一説によるとそれは低予算から捻り出したアイデアらしいです。

癌かもしれない、と思いながら過ごすクレオの微妙な心理描写が秀逸です。それと当時の雑多なパリの街並みが拝めるという点も貴重で興味深いです。

 

ラストは突然訪れ、それは私にとっては予想外なものでした。あまり書くとネタバレになるのでこのへんでやめておきます。

 

アニエス・ヴァルダ監督の最高傑作と言われているのが幸福(しあわせ)です。

この映画に関しては全く事前情報なしに見ることをおすすめします。

なのでここでも一切語りません。ぜひご覧ください。