新作のコーヒーテーブルです。

チェリー、ブラックウォルナット、メイプルの3種の材による四角形を組み合わせたデザインです。

それぞれの材が4枚ずつでその中に正方形が1つずつあり、中心部付近に2箇所の隙間があります。

このデザインで最もこだわった点はコンポジション(構成)で、各パーツと全体のバランスを最重視しました。

全体は1:1.618の黄金比の長方形にちょうど収まっているので無意識に心地よいと感じるプロポーションになっていると思います。

 

コンポジションというテーマは、画家のモンドリアンへのオマージュでもあります。

モンドリアンは本格的な抽象絵画を描いた初期の画家で、生涯”コンポジション”という究極の調和を追求し続けたアーティストです。

ピート・モンドリアン -Wikipedia

代表作がこちらの「赤・青・黄のコンポジション」です。

 

 

コーヒーテーブルなのでソファの前で使ってもらうことを想定しています。

 

各パーツ間をフラットにすることもできましたが、それだと各パーツを”構成”したという要素が弱くなってしまうのであえて一つ一つのパーツを面を取って仕上げてから組み合わせるという構造にしました。

 

一点モノのクラフト作品として販売予定で、価格は税込120,000yenを予定しています。近日中にオンラインショップにアップします。

個性的なデザインのテーブルをお探しの方はご検討ください。