こんにちは、キムラケイゴです。
定期的に聴きたくなる、名作中の名作を紹介します。
マイク・オールドフィールドの”Tubular Bells”です。
マイク・オールドフィールドはイギリスのミュージシャンで、ロンドンオリンピックの開幕式で演奏したほどイギリスでは有名です。
その彼のデビュー作にして最高傑作が”Tubular Bells”です。
ジャンルで分けると「プログレッシブ・ロック」らしいですが、もはやジャンルを超越しているといっても過言ではないと思います。
全編ほぼインストゥルメンタルで冒頭部分は映画「エクソシスト」で使われたので聴いたことのある人は多いと思いますが、そこから続くA面B面それぞれ25分程度のメロディは、起伏に富んだ一つの物語のようでものすごく聴き応えがあります。
多種多様な楽器が使われていますが、特筆すべきはその全ての楽器をマイク・オールドフィールド自身が一人で演奏しており、2400回もの多重録音を繰り返して完成したというところです。いわゆる音楽オタクらしいです。
私がこの曲を知ったのはヴァージングループ創業者のリチャードブランソンの自伝の中で、ヴァージンレコード第一弾の作品としてこの曲が選ばれたということでした。
そしてこの曲はじわじわと人気になりイギリスで1位にまでなっています。
聴いたことがない方は一度全編ゆっくりと聴かれることをおすすめします。