こんにちは、キムラケイゴです。

楕円の象脚ちゃぶ台を納品させて頂きましたので紹介します。

楕円のローテーブルを探しているということで、いろいろとご相談頂いた結果、象脚ちゃぶ台を楕円の形で、ということに落ち着きました。
さらに天板は定番の象脚ちゃぶ台より薄くして、楕円は広めのものということになりました。

そこで提案したのが、スーパー楕円です。

スーパー楕円とは、ピートハインという哲学者にして詩人、そして数学者で建築家というデンマークの方が提唱した形で、通常の楕円よりふっくらした楕円のことです。
ちょうど陸上競技場のような形で、面積を広くとりたいテーブルにはぴったりの形です。

真ん中の黒が通常の楕円、外がスーパー楕円です。

出展:スーパー楕円とは何か

 

脚の位置の決め方が難しかったですが、何度もシミュレーションして、絶妙の位置にとりつけることに成功しました。
少し内側につけているので、周りを広く使うことができます。

天板は定番は36ミリですが、今回は28ミリにして、ただその場合脚のホゾが短くなり強度が保てないので、脚をとりつける部分にのみ補助板をつけることでその課題を解決しました。
八角形の部分が補助板です。

 


スーパー楕円象脚ちゃぶ台
チェリー材 W1350 D800 H350
希望小売価格 158,000yen

定番の象脚ちゃぶ台は今まで、天板厚み最低36ミリ、形は正円、で製作してきましたが、今後は天板28ミリのバージョン(若干安くなります)と、楕円のバージョンも製作可能になりましたので、選択肢の一つとしてご検討ください。

W様、この度はご注文どうもありがとうございました。
末長く使っていただきますと幸いです。