こんにちは、キムラケイゴです。
現在少し手間のかかるオーダーメイド品に取り組んでいて納品がしばらくありませんので、今回は本の話です。
立花隆氏を偲んで、私が読んだ中で印象深かった氏の本を紹介します。
ジャンルが多岐に渡っているので読むだけでいろんな分野の知識が得られるということで若い頃に好んで読んでいました。
まず紹介したいのは「電脳進化論」です。
1993年刊行の当時のコンピュータサイエンスの最前線を取材した本です。
サブタイトルの、ギガ・テラ・ペタにも驚きですが、その中で”光コンピュータ”や”量子コンピュータ”について当時すでに紹介していたことに驚きです。
最近量子コンピュータ実用化のニュースを聞いてついにきたと思った次第です。
続いて「宇宙からの帰還」
宇宙飛行士の内面に迫った名著です。
TBSの秋山さんのように帰還後農業に取り組む人が多いのも興味深いです。
地球の大気圏から脱出する時に莫大なエネルギーが必要で、無重力空間に出てからの移動にはほぼエネルギーが要らない、ということを説明しているページを教育実習で慣性の法則の授業の時に使わせてもらいました。
「臨死体験」
こちらも名著の誉れ高い「臨死体験」です。
日本人は三途の川を見るがそれは全世界同じなのか?そうでないとすればそれは刷り込まれた知識によって脳が作り出した映像ではないのか?など真実を追求していきます。
結論としては、臨死体験はあくまで臨死で生還した人の経験であって、実際に死んだ人の経験ではないので、、、というようなことだったと思いますが、読み応えがあって面白い本でした。
臨死体験を調べれば調べるほど死への恐怖がなくなっていったというのも印象深かったです。
最後は「青春漂流」
これは私の座右の書でもありますが何度読んでも面白いです。
うっかりやる気がでてしまうので要注意です。
好きな話は、ナイフ職人、フレームビルダー、染色家あたりです。
今回は立花隆氏を偲んで本を紹介させて頂きました。
興味を持たれた方はぜひ読まれてみてください。