前回のオイルショックの記事を書いて以降、残念ながら中東情勢はほぼ予測の最悪のラインに沿って動いております。

今回は今後の予測される展開と、私たち日本人が今できる対策について書いてみたいと思います。

 

①予測される展開

前回書いた通り戦争の終わり方がいまだに見えません。
トランプがTACOって早く終わらせるという意見もありますが、トランプがやめると言ってもイランがそれを受け入れずホルムズ封鎖を続ける可能性もありますし、イスラエルは今回を千載一遇のチャンスと考えているので絶対にやめません。
今年の秋に中間選挙を控えるトランプは勝利宣言して早くやめたいようですが、そのために明確な成果が必要で、現在はあきらかに迷走してるとしか思えません。アメリカ国内のガソリン価格も上がり、金利も上がりかなりあせっているように見えます。
イラン側も被害は大きいですが、ドローンを国産で製造できるしミサイルもまだ残っているようでまだまだ粘れると思われます。
以上のことから戦争が長期化するというのがメインシナリオです。

イラン国産のドローン「シャヘド136」

 

②ホルムズ海峡

日本と世界にとって戦争終結より重要なのが、いつホルムズ海峡が開通するのかという点です。
日本の船だけ通しても良いというような話もありましたが、これは下記2点において実現する可能性は低いです。まず話をしたのはアラグチ外相で、実権を握っている革命防衛隊がそれに従うかどうかは不明です。そして茂木大臣も否定していたように日米同盟が最重要である以上、アメリカの意向に反するような抜け駆けはできません。
ホルムズ海峡が開通するパターンは下記2つになると思います。
ⅰ イランが停戦条件をのんで自主的に開通させる
ⅱ アメリカが海峡周辺を制圧して強引に開通させる
ⅱのパターンは地形的に困難で、追い詰められたイランが機雷を撒くこともできるので可能性は低いと思われます。
よって停戦からの開通というシナリオが最も濃厚と思われ、そうならば停戦まで時間がかかりそうなのでこれも長期化すると考えるのが自然です。

ホルムズ海峡(AFP BBnewsより)

 

③日本人ができる対策

①と②より、戦争は長期化しホルムズ海峡の開通も時間がかかるというのがメインシナリオになります。
その場合日本と日本人にとってはとてつもない危機がやってきます。
原油が入ってこないだけではなく、火力発電所の燃料である天然ガスや日用品の原料であるナフサも高騰したり入ってこなくなります。
単純に考えられるのがあらゆるものの物価の上昇と、日用品の品不足、企業の倒産、リストラ、大不況です。
そこで日本人ができる対策としてはまず備蓄です。戦争が短期収束したとしても物価の上昇は避けられないので、備蓄しておいて損はないと思います。洗剤、シャンプー、トイペなどです。
備蓄に関しては下記動画など参考になります。このチャンネルはホルムズ封鎖も予想していたし、最悪の場合を想定してくれていて役立ちます。

 

④最後に

イラン戦争をきっかけにして、私はアメリカ株も下げて日経も下げると予想しています。本日時点でも日経はかなり下げてきていますがアメリカはまだ下げ始めという感じなので、ここから金融危機など様々な問題が連鎖的に起きて大きく下げる可能性があると見ております。シンプルにリーマンショック以来ここまで上げ過ぎているからです。

(松井証券HPより)

今年はイラン戦争をきっかけとして世界大変動の年となり、サバイバルがテーマになりそうです。