フィン・ユールはデンマークの家具デザイナーです。

同じデンマークのデザイナー、ウェグナーやモーエンセンが比較的幾何学的なデザインが多かったのと対比して、とても有機的な曲線が印象的なのがフィンユールのデザインです。

トップの椅子は世界一美しい肘を持つと評される「No.45 chair」です。(東京都美術館サイトより)

世界一美しい椅子に挙げる人も少なくないです。

細部にまで職人的な技術で優美な曲線を実現していて、素晴らしいとしか言いようがありません。

 

 

フィン・ユールに感化されて、私も美しい肘を持つ椅子をデザインしようと思い立ち、現在構想を進めています。

参考にするのは、下記2冊。

ムック北欧スタイルのフィンユール特集号。

 

フィンユールのかなりの作品が掲載されています。

現在は価格も高騰して入手困難です。

 

 

椅子研究家の織田憲嗣氏による「Danish Chairs」

 

図面まで載っているので研究には最適です。

 

新作椅子のおおまかなデザインは決まってきていて、座面はリバコ、背中はミナペルホネンのクッションを使ったツートンカラーの椅子になる予定です。

年内完成を目指してます。