こんにちは、キムラケイゴです。

Casa BRUTUS 9月号の特集は「椅子選び」でした。

今はヨーロッパのヴィンテージが人気のようです。

ジャン・プルーヴェ、シャルロット・ペリアンなど定番のデザイナーを始め、まだ世間でそんなに知られていないデザイナーの椅子も多く載っていました。

今回多くのページを割いて紹介されていたのが、フランス人デザイナーのピエール・ジャンヌレです。
20世紀中盤にコルビジェやペリアンと一緒に仕事をしていましたが、その家具が注目され始めたのは2000年を過ぎてからだそうです。


インド、チャンディガールの都市計画のためにデザインされた椅子。

ヴィンテージ家具はどれも素晴らしいのですが、本物を買うとなると値段はびっくりするほど高いです。
安くても1脚10万円程度、数十万円は当たり前の世界です。
骨董品、芸術品の域に達しているからだと思われます。

 


 
話を現在に戻すと、ミナペルホネンの生地が人気のようです。


ミナペルホネンの生地を張ったセブンチェア。

ミナペルホネンの生地を張った椅子を見かける機会も昨年くらいから多くなっていると思いますが、それは新しく椅子用の生地が開発、販売されたからです。

dopというその生地は、擦れてくると下から隠された色が出てきてそれも味になってしまうという新しいコンセプトの生地だそうです。
その新しい機能とブランド力も含めて、価格は通常の生地の数倍するそうですが、現在座面も背中もクッション張りの新しいダイニングチェアを構想中なので、入手できればそれに使ってみたいと思っています。