こんにちは、キムラケイゴです。

先日からリメイクに取り組んでいます。

その内容は下記の通り

① 以前に購入頂いたTVボードとエッグテーブルから1000×2400の巨大テーブルを製作

②顧客様がお持ちの他社製の900×2400のテーブルから600×1400のデスクを2台製作

可能な限り元の材料を使って足りない部分は新たな材料を足して製作。

 

今回はまず巨大テーブルを納品してきました。

リメイク元の家具がこちら(エッグはこれのメイプル版)

 

 

エッグの天板とTVボードの天板、底板を継ぎ接ぎして新たな天板を作りました。

そこでの課題が長手方向(木口方向)の接合方法と強度です。

まず2400以上の長さを締め上げる道具がないので、検討した結果、ハタガネを無理矢理繋いでなんとかできました。

長いハタガネは2つ、短いハタガネを3つ強引にボルトで繋いで長いハタガネを製作、締め上げました

 

 

強度的には一般的に木口同士はボンドの効きも弱いので、ボンド+ビスケット7枚+金具で強化しました。

ビスケットとは、木と木を接続するための木工用ビスケットというものがあり、それ専用の機械もあるのです。

 

 

参考:ビスケットジョイナーの選び方

私が使っているのもこれと全く同じアメリカメーカーのDeWALT製で、通常は強度のためというよりはレベル(つら)を合わせるために使用してます。

このビスケットを7枚入れているので強度はある程度十分だと思うのですが、念の為裏側を金具で補強しました。

 

 

これでお子様が載ってもまず問題ないと思います。

そして板の厚みが違うので、薄い方の周囲だけ薄板を貼って厚みを合わせました。

 

そして自分の予想よりかなりきれいな天板を作ることができました。

 

 

一部新しい板を使ったので元の日焼けが残っている部分と多少色は違いますが、それもパッチワーク的な感じで味があって面白いとおっしゃって頂きました。

 

長くなったので次回に続きます。