こんにちは、キムラケイゴです。

先日納品させて頂いた、セミオーダーのミナペルホネンベンチを紹介します。

定番では3本脚で1100幅のゲートベンチを4本脚で1600幅でオーダー頂きました。

いずれ、”ミナペルホネンベンチ”に改名するかもしれません。

 

クリニックの待ち合い室用に2台のご注文を頂き、本を選ぶ時に座る用に使われるということで、実際の配置は写真とは異なります。

このベンチの特徴は見たままのかわいさですが、4本脚にすることでより多足類感が出て、個人的には虫のようでかわいいです。

ちなみに裏側はこんな感じです。

 

脚が薄くて真っ直ぐな分、より高い強度が求められるために構造を考えるのには苦労しましたが、非常に強力に留める構造が完成して、頑丈さは間違いないです。

具体的に言うと、脚の上部は桟にホゾで入れた上で逆側から4本のネジで強烈に留めて、さらに貫と相欠きで組むことでブレを抑えています。

木工の分かる方ならこの複雑さをわかってもらえると思います。

そして枠にも意匠として五枚組を組み込んでいます。美しいです。

 

完全オリジナルのこのベンチは、常設固定ベンチとして、大変おすすめです。

 

特注ミナペルホネンベンチ
チェリー材 W1600 D350 H420 参考価格 165,000yen / 1台